はじめに

地球儀とビジネスバッグ

転職を考えたりキャリアアップの計画を立てたりするとき、これから需要が増える仕事とは何なのか知りたいと思われるでしょう。間違っても、これから消えそうな仕事を選ぼうとは思わないはずです。

 

もしどんな仕事がこれから需要が増えていくのかを知っておけば、転職で失敗しないように気をつけられます。今後、将来性がある仕事についての情報をまとめてみましたので参考にしてください。


これから需要が増える仕事とは

右肩上がりの上昇イメージ

これから需要が増えていく仕事の筆頭は、介護関連の仕事です。現時点でも介護に携わる仕事は増え続けています。高齢者の食事や入浴のサポートをしたり、要介護レベルが高い方をつきっきりで助けたりする仕事の需要は高まるばかりです。次々に介護老人保健施設や有料老人ホームが建設されています。高齢化社会が進み、少子化も同時に進んでいるため介護に携わる人材確保が急務となっています。

 

介護士の資格を持っているなら、今後は仕事を失うことはないといえます。同時に看護師の需要も高齢化社会が進むにつれて増えていきます。看護師は夜勤などの業務がきついので大変な仕事と敬遠されがちです。しかしこれからは働き方改革などで、看護師に負担がかからないような仕事の仕方が開発されていくでしょう。介護士も看護師もコミュニケーション能力がある人が重宝されます。高齢者や患者と過ごす時間が長いため、コミュニケーション能力がある人の方が業務を多くこなせるからです。

 

会話をするスキルが高い人は効果的に仕事をしていくことが出来ます。ただ単に業務のスキルがある人よりも、コミュニケーション能力が高い人はより仕事が増えていくと考えられます。エンジニアの仕事もこれから増えていくと予想できます。プログラミングをしたり、システム開発をしたりする人材は貴重です。インターネットを利用する人がスマートフォンの出現によって急増しました。そのため各企業はインターネットを使った広告展開、自社PRを積極的に行っています。

 

今後もこの流れは変わることはないでしょう。むしろますますインターネットに重点を置いた企業活動は行われていくと考えられています。企業の活動をサポートするエンジニアの業務は増加していきます。IT技術を駆使して会社の成長に貢献してくれるような人材が必須です。特に企業の意図を正確にくみ上げて形に出来るようなエンジニアは仕事が増えていきます。ウェブマーケティングに長けた営業も、業務が増加していくはずです。インターネットを通して買い物をする人が多いですし、モバイル決済も一般の消費者に浸透してきています。その中でウェブマーケティングを活かした営業が出来るなら企業から重宝されます。

 

これから成長していく仕事の分野が知りたい

業績アップを示す矢印

業界としてはどんな分野が成長していくでしょうか。例えば、住宅リフォームの分野は将来性があると見込まれています。不動産が関係する分野は、景気が良いときには成長するが不景気になるとすぐに失速すると心配になる人がいます。しかし、不景気が長く続いたため今では住宅ローンが組みやすくなっていますし、住宅の価格も下がってきています。

 

これまでは家を買わなかったような若い世代が家を購入するようになってきているのです。今新しい家を買った人たちは、これから先にリフォームをする時期が来ます。このリフォーム需要に注目しているなら、新しい仕事を始めたり効果的な転職が出来たりするでしょう。現在、多くの若い世代の一部の人たちはリフォームした家を買いたいと思っています。

 

古い民家を現代的にリフォームした物件などは人気です。他の人とはちょっと違う家に住みたい人たちには、既成モデルで新築された家よりもユニークなアイデアでリフォームされた家の方が魅力的なのです。ものづくりの分野も成長が期待できます。新たな製品を開発したり商品を研究したりする分野は今後も成長していきます。常に市場は新しくて便利なものや、これまでに無い喜びを生み出してくれるものを求めています。

 

何かを開発することや生み出すことは人間にしか出来ないことなので、いつでも需要はあると考えられます。インフラをメンテナンスする設備技師の分野にも注目してみましょう。どんなにテクノロジーが発達してもトンネルや電線、また水道管などをメンテナンスする仕事はなくなりません。時間が経てば経つほど、これらのインフラは老朽化が進み交換が必要となってきます。交換まではいかなくても、より頻繁に設備をチェックしていかなくてはなりません。

 

高度経済成長期に多くの橋や道路が建設されましたから、それらの素材は急速に劣化しています。地震や台風と言った災害に見舞われている地域などのインフラのメンテナンスも急務となっています。これらの設備の改修が出来るスキルを持っている人材や、新しい素材を使った修復が出来る人材はいつの時代にも仕事を失うことはないと予想できます。

 

需要が増える仕事に共通することって何?

ウィンウィンな青空

このようにして需要が増えそうな仕事や分野について考えてみると、どんなことが分かるでしょうか。成長が見込める仕事や業界というのは、機械では行えない仕事が多いことが分かってきます。AIの開発が進み、多くの仕事が今では機械やコンピュータが行えるようになっています。

 

今後もAIの性能が高くなり、ますます機械に置き換わる仕事が増えるでしょう。それでもAIではなく人間でなければ出来ない仕事は存在します。コミュニケーション能力が求められる仕事や、新しいものを生み出す仕事などはコンピュータでは出来ません。ある統計によると今までの仕事の半分はAIに取って代わられるかもしれないと予測されています。すでに多くの製造業ではルーティンワークが得意なAIロボットが次々導入されています。

 

人間が流れ作業で行っていた仕事をロボットが行うようになっているのです。しかし、どんなにAIの能力が高まったとしても、置き換えられない仕事は必ずあります。自動化することが出来ない仕事があるのです。それはルールを柔軟に決めなければいけなかったり、設定しなければいけなかったりする作業です。オーダーメイドの製造や高価な製品の検品作業などはスキルの高い技術者でなければ行えないことがあります。

 

仕事の選択肢が多い仕事も常に需要があると期待できます。例えば、介護士や看護師は就職先の選択肢が多いです。なぜ選択肢が多いかというと、それだけニーズがたくさんあるからです。選択肢が多い仕事を選ぶなら自分の希望に沿った働き方がしやすくなります。働く時間や場所を自分本位で選んでいけるので負担無く働けますし、長く安定して仕事をしていけるでしょう。

 

介護やインフラのメンテナンスの仕事は流行に左右されません。いつの時代も必要となっていく仕事なので需要が増え続けます。一時的な流行に影響される仕事をしていると安定しませんが、いつの時代にもニーズがある仕事は安泰です。ある期間に急成長したような仕事は、継続して成長するか分からないので注意しましょう。

 

仕事を探すときに押さえておきたいポイントを検証

検証と書かれたメモ

もし転職をすることやキャリアアップを見据えた計画を立てているなら、どんなポイントを覚えておくべきでしょうか。失敗しない仕事選びのために覚えておくべき点を解説していきます。まずはAIに取って代わることがない仕事を選ぶようにしてください。

 

介護士にしても看護師にしても、人間と人間が関わることで効果が出てくる仕事はAIに代えられません。他にもカウンセラーや整体などの業務も機械に置き換えることは難しいといえるでしょう。これらの仕事は、ただ単に効率よく行えば良いというものではありません。相手の体調や気分を敏感に感じながら、サポートやサービスを提供していく仕事です。コミュニケーションが必須の業務をプログラムしたり、システム化したりすることは出来ません。

 

誰かのやる気を引き起こすことや元気を出すように助けることはAIには出来ないことなのです。仕事を探すときには、これから成長していく業界を選ぶことも忘れてはなりません。例えば、観光に関係した分野は成長が見込まれています。オリンピックやワールドカップが日本で行われると多くの観光客が押し寄せます。色々なスポーツの大きな大会が日本で行われることによって、外国人が日本に行ってみたいという気持ちは高まっています。

 

これからもさらに観光客の数は増えていくと考えられています。日本のアニメや音楽もインターネットの普及により世界中にファンを増やしています。一度で良いから日本に行ってアニメのモチーフになった場所を訪れてみたいという人や、生のライブに行ってみたいという人が増えているのです。さらに各自治体は地方の活性化に力を入れています。地方にしかない魅力や、そこでしか見ることが出来ない景色などを積極的にアピールしています。

 

英語や中国語のサイトを立ち上げて、外国人観光客の誘致を行っている自治体も増えていますよ。こういったインバウンドに関係した仕事はますます増え、成長していくと期待できます。訪日観光客や訪日旅行に関わる仕事は要チェックであるといえます。

 

逆に少なくなる仕事についても知っておこう

下降するチャート

反対にこれから需要が少なくなる仕事のことも知っておくことは大切です。需要が少なくなる仕事のことが分かっていれば、仕事選びで失敗するリスクは減ることでしょう。将来性がない仕事はサービス業です。飲食店やショップの店員、またレジ係などの仕事はこれから減っていくと予測されています。

 

現時点でもレジはセルフで出来るお店が増加しています。ガソリンスタンドやスーパー、アパレル関係のお店でもセルフレジが導入されてきていますよ。セルフレジが導入されることで、今までレジをしていた人は仕事を失います。残念ながらレジが自動化されることは、企業にとってメリットしかありません。人件費を減らせるだけではなく計算ミスがありませんし、勤務時間や給料についてのクレームがありません。

 

飲食店では注文さえもタッチパネルで出来るようになってきました。これからますます店員さんの仕事は減っていくでしょう。さらに、バスやトラック、そしてタクシーや電車の運転手の仕事も減っていくかもしれません。急速に自動運転の技術が開発されています。自動運転の技術の安全性が確立されれば、一気にタクシーやバスなどに導入される可能性があります。さらに荷物を配送する分野にも導入されていくでしょう。

 

他にも顧客の問い合わせを受けるサービスセンターは、自動音声での対応が進んで仕事が減っていきます。新聞や雑誌に関係した仕事も、インターネットの普及によって仕事が減っていくことになります。将来的に需要が減る仕事は選ばないように気をつけてください。


まとめ

まとめの吹き出し

これから需要が増える仕事について知っておくことは大切です。転職やキャリアアップをするときに将来性がある仕事を選べば、安定して仕事がしていけるからです。仕事選びをするときには、介護関連の仕事やエンジニア関係の仕事を選ぶようにするのがおすすめです。住宅リフォームの分野やインフラのメンテナンスの仕事なども流行に左右されず成長が見込める業界です。

 

AIが苦手とする相手の感情を読み取って柔軟に仕事をすることや、ルールが一定ではない仕事は人間にしか出来ません。仕事を選ぶときには、コミュニケーションスキルが求められるものを選ぶようにするのがポイントです。インバウンド業務に関係した仕事も成長が見込めます。ここで紹介した情報を参考にしながら安定して働ける仕事を選んでいきましょう。


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